WBC侍ジャパンの優勝には感動の嵐でしたね!(まだまだWBCロスです笑)
さて、久しぶりのブログ更新ですが今後も「少年野球夢日誌」ご愛読の程、
心よりお願いいたします。
今日のテーマはズバリ「ノック練習」の効果的なやり方と、
「ノックの上達法」についてです。
野球ノックの打ち方について・・・ノッカーのお悩み
先日いただいたメールですが・・・
「いつもブログ読ませてもらっています。
じつは野球未経験者ですがやむを得ずコーチを引き受けました。
バッティング理論とか練習法はこちらのブログはじめ、
いろいろなサイトで勉強していますが、
ノックのやり方がどうしてもうまく行きません。
特に外野フライそしてキャッチャーフライが上げれません。
ぜひノックの練習のやり方とかコツを伝授していただければと思います。
よろしくお願いいたします。」
と言ったご依頼がありました。
ノックの良し悪しで守備力は上手くなる?
ノックのやり方次第で確かに守備力に差が出ます。
強い打球やボテボテのゴロの処理の仕方、
あるいは左右への打ち分けやラインギリギリの打球などなど・・・
実際試合ではいろいろな打球が飛んで来るわけですから、
そういった打球を想定してのノックによって、
野球少年たちのグラブさばきは少しずつ上手くなり、
球際のキャッチングも強くなってくれます。
ところがノックで常に同じような打球ばかり打っていると、
いざ本番で野球少年たちも慌てるケースが多くなります。
そして言えることは、
「守備力の高いチームは押しなべて強豪である」
と言うことです。
では以下ノックのやり方やコツをお伝えします。
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【全体的なノックのやり方とコツ】
・内野と外野に分けてのノック
原則ノッカーは1人ですから、9人の野球少年たちに、
一人づつノックすると効率が悪いのは当然です。
最初は内外野に分けて2人のノッカーで別々のノックするのが、
常とう手段ですね。
・内野ノッカーは通常のバッターボックス位置から、5人の内野陣へのノック。
外野陣はたとえばレフト位置に3人揃えて、ライトのファールライン位置からノックします。
・こういったノック練習を2~30分行ったあとで、
外野陣を定位置につかせてのシートノックに入れば効率が良くなります。
【内野ノックのやり方】
・内野はまずサード⇒ショート⇒ピッチャー⇒セカンド⇒ファースト⇒キャッチャー
とノックをスタートさせます。
・この時ピッチャーの場合は必ずシャドーピッチングを行わせて、
ピッチャーゴロを打ってあげること。
・打球は最初は普通の強さ⇒緩いゴロ⇒ボテボテのゴロ⇒強いゴロを打ちます。
・さらに正面だけでなく左右に打ち分けて、球際に強い守備力をめざします。
可能であればライナーを打って打球処理力をアップさせてあげてください。
・ひと通り終わったら、ランナーがいる想定でアウトカウントを決めてのノックです。
「ワンアウトランナー一塁!」とノッカーが叫んでショートゴロを打ちます。
このケースでは、6-4-3のダブルプレーの練習ですね。
あるいはショートが自分でセカンドベースを踏んで一塁送球です。
「ノーアウト満塁!」の時に、サードゴロを打って、
5-2-3のダブルプレーの練習です。
応用法として、
「ワンアウト2、3塁!」と叫んでセカンドゴロを打ってすぐにノッカーは、
「ランナーホームに突っ込んだ!」と叫んでバックホームさせるのも良い練習です。
・さらにバントの処理も必ずやりましょう。
予告なくノッカーはバントの構えをしてボールを転がします。
小学生野球の場合ノーアウトまたはワンアウトの場合、
ショートとセカンドが前進守備に就くケースが多いので、
原則はショートとセカンド(+ピッチャー)が突っ込んできて、
バント処理をするのが基本です。
ショートとセカンドに前進守備をさせないチームでしたら、
サードとファーストに処理させることです。
ランナーがこんな感じで、いろいろなケースを想定してノックすることで、
野球少年たちの守備力は上がって行きます。
【外野ノックのやり方】
・外野ノックのコツですが、ゴロの場合は強い打球が基本です。
原則フライも含めてバックホームする練習でないと意味がありません。
キャッチングしたら即ワンバン(あるいはツーバン)でノッカーに返球です。
・ゴロの場合はランナーがホームに突っ込んだケースを想定。
フライの場合はタッチアップしてのホーム返球と言うことですね。
・フライは左右に打ち分けることと、小さなフライや大きめのフライキャッチ練習です。
・後ろに逸らさないことを原則にしましょう。
【内・外野合同ノックのやり方】
・内外野を分けて練習したら、外野を定位置に戻します。
ノッカーは再度ポジション別にひと通りノックを終えたら、
先ほどのように外野を含めたいろいろなケースを想定してノックします。
「ノーアウト満塁!」と言って内野を抜ける打球で、
バックサードやバックホームの練習です。
・外野フライの場合はタッチアップに備えてのバックホーム練習と、
内野ゴロでもケースに応じてバックサードやバックホームを練習しましょう。
・可能な限りランナーを配置する方がより実践的です。
ランナー役の野球少年も、ランナーとしての練習も兼ねられるからです。
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プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習
ノック上達のコツとノッカーの考え方
・ノッカーはバッティング同様打つボールをよく見ることです。
・バッティングと違い、ノックのゴロ打球はダウンスイングで、
内野へのライナー性の打球はレベルスイングで打つのがコツです。
・さらにバッティングとは違い、打つ瞬間重心は常に前にかけるのがコツです。
特に内野ゴロはスイング開始と同時に上半身は、
前に倒れ込む感じでダウンスイングでボールを打ち抜きます。
・フライはアッパースイングでボールを上げること。
「アッパー角度によって、打ち上げるフライルの角度が決まる」
ことを覚えましょう。
おおよそですが外野へのフライなら、
アッパースイングの角度は45度前後になります。
内野へのフライであればスイング角度は深くなります。
【キャッチャーフライの上げ方】
・キャッチャーフライはかなりテクニックが必要ですが、
基本的には真下からボールをすくい上げるイメージです。
打つ前にどちらの手でボールをトスするにしても通常のノックの時より、
手前に上げます。
・トスボールはほぼ体の真ん中です。
初心者の場合はバットをやや短めに持って、
通常のノックのトスボールと違い頭上までボールを上げます。
バットヘッドは右足(右打ちの場合)あたりまで下げて、
下からボールを真上に打つ感じです。
・さらに上半身はボールをトスしたら瞬時に、
キャッチャー側にかなり傾けます。
・狙いはボールの中心部か、やや左側を狙うのがコツです。
ボールの中心部を狙えば真上に高く上がりますが、
バットヘッドはどうしても真下よりキャッチャー側から出やすく、
そのためボールはサード・ショート方向や外野に、
飛んでしまうことがあります。
キャッチャー真上からバックネット方向に打ち上げるためには、
「トスボールのやや左側をミートする」
のがコツです。
参考動画はこちらです。
いずれにしてもノックの上達のコツは、
「習うより慣れろ」ですから繰り返し練習してください。
ご参考までにどうしてもノックがうまく行かない場合は、
こちらのDVD教材で学ぶことをお勧めします。
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