スポーツの夏ですね!!

夏の風物詩高校野球甲子園大会が開幕しました。
プロ野球もここに来てますますヒートアップしたゲームが、
展開されています。

そしてリオオリンピックの開幕・・
まさにスポーツの夏、ですね!!

 

ところで、

つい先日の大会公式戦で準決勝戦を観戦中、
こんな場面がありました。

ちょっと珍しいスクイズプレー

ワンアウト2・3塁です。
攻撃チームがスクイズを決行しました。

ところがそれが大きくライナー性のフライになって、
セカンドがすばやく捕球、

3塁ランナーは、と見るとスタートが良かったのか、
(リードも大きくかなり早いスタートでした)

セカンド捕球の時はホームに滑り込んでいて、
その後慌てて起き上がって3塁に戻ろうとしました。

セカンドはサードに送球しようとしましたが、
ベンチから大声で2塁送球の指示がありました。

セカンドのランナーもかなり大きくリードを取っており、
さらに2塁に戻りかけて足を滑らせてしまったのです。

カバーに入ったショートにボールは転送され、
フォースアウトでこれでチェンジです。

 

さて、

ここで何が起きたかと言うと・・

以前ルールクイズでもお話したケースですが、
3塁ランナーの得点は認められるか否か、です。

ルールに詳しい人ならその答えも処理の仕方も、
おわかりですね?

 

   スクイズ決行で勝利を掴め

ところが、

守備側のベンチはこのルールを理解していなかったようで、
スコアボードに3塁ランナーの得点も含めた、

「2」が記されていたため審判団への抗議(確認)
となってしまいました。

3アウト目をどこで取るか、がキーポイント

もう一度このプレーを検証しますと・・
セカンドのフライ捕球で2アウトですが、

その間に3塁ランナーは本来3塁に帰塁しないと、
いけないところですが、ホームを踏んでいました。

つまりこの得点が認められるか否か、
と言う話ですが、

セカンドは2塁にボールを送って2塁ランナーを、
フォースアウトにして3アウトとしました。

それを見ていた3塁ランナーは帰塁をあきらめたのですが、
本来3塁ランナーはフライ捕球後に、
すばやく帰塁しないといけません。

 

が、

これは特別ルール決めされたわけではないですから、
リスクを冒して進塁してもダメと言う話ではありません。

ただ戻らなければアウトになる確率が高い、
と言うだけのことです。

ですからこのケースも、
リスクを冒しての進塁ではないのですが、

ホームに入った時点で3アウトが完成していなければ、
この時点の得点は「一時的に認められる」ことになります。

知らぬは負けの始まりかも知れませんよ

その得点を認めさせないためにセカンドはやはり、
3アウト目を三塁ランナーで確保すべきですが、

(ボールを三塁に送ってフォースアウトにする)

ただ2塁で3アウト目を取ってしまったなら、
ここでもう一度3塁にボールを送って、
「3アウト目の置き換え」をしておけば良かったのです。

そうすれば「一時的な得点は無効」となったのですが、
少年野球の場合はこれはやはりベンチの指示しかあり得ません。

 

つまり、

指導者がそういったルールをちゃんと把握しているかどうか、
にかかってきます。

そしてこの試合守備側ベンチサイドがそれを知らなかったために、
大きな痛手をこうむることになりました。

試合は5-4の1点差で負けてしまったのですから・・

 

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