新年あけましておめでとうございます。
本年も「少年野球夢日誌」ご愛読のほど、
よろしくお願いいたします。
年が明けて新しいシーズンを迎えるわけですが、
冬本番と言った感じで寒い毎日が続きますね。
この寒い時期にあなたの野球少年は、
どんな練習メニューをこなしていますか?
ここでは「冬場の練習法」としてバッティングや、
取り組みたい練習メニューをお伝えします。
野球少年の冬場の寒い日の過ごし方で翌シーズンが決まる
このブログでも再三お伝えしていますが、
「冬場の野球少年の練習次第で、
翌シーズンの野球レベルや成績が決まる」
と言っても過言ではないと思います。
私もかれこれ20年以上少年野球に携わっていますが、
誰に何と言われようとこれはもはや、
持論と言うか固い信念になっています。
野球少年にとって冬場に必要な練習の考え方として、
大きく分けて以下3つが挙げられます。
・基礎体力の向上
・野球に必要な筋力の向上
・野球に必要な瞬発力の向上
基礎体力とは、
「一般的に生活する上で最低限必要な筋力はじめ、
持久力・パワー・バランス能力・柔軟性」
などを指します。
一般的に基礎体力は子どもがふつうに、
外で遊ぶ習慣があれば自然に身に付くものです。
しかしそういった外遊びが皆無で、
家に引きこもってゲームざんまいでは、
基礎体力すら身に付かないのは、
至極当然の話ですね。
さらに野球と言うスポーツに取り組む上で必要な、
筋力や瞬発力が求められます。
たとえば普通の生活を送る上で、
600~800gのバットを振る必要はありません。
直径約7センチ重さ約128gの丸いボールを、
30~50M先に投げる動作も必要ありません。
でも野球ではこういった運動(動作)を、
速くさらには正確に行う必要があります。
そのためにはやはり基礎体力+αの運動能力が、
求められるのです。
冬場のこの時期にこういった点を重視した練習を、
3~4ヵ月きちんと行った場合とそうでない場合とでは、
春先の野球レベルに大きな差が出てくる、
と言うことなんですね。
少年野球で理想の冬場の寒い日の基本練習
基本的に成長期のハードな筋トレは、
あまりお勧めできませんが、
それでも腹筋が1回しかできないとか、
腕立て伏せが3回がやっとではお話になりません。
そういう意味での筋トレは多少なりとも、
必要になってきます。
筋トレの目安として(高学年対象)
・腕立て伏せ連続10回
・腹筋運動連続15~20回
・背筋運動連続20回以上
さらに野球(バッティング)に不可欠な上腕三頭筋を、
鍛えるメニューも取り入れたいものです。
参考記事→
恒例!野球少年の冬季練習の大切さと練習法やトレーニング法を紹介
もっとも重要な瞬発力を養うためには?
瞬発力の向上こそ野球そのものが上達するために、
一番大切なことですのでそのために必要な筋肉は、
速筋がメインになります。
マラソンなどの持久力に必要な遅筋ではありません。
走塁はもちろんのこと守備面でもいかに素早く、
打球に追いつけるか、これが大きなカギとなってきます。
練習前のアップや終わった後のダウンでの、
軽いジョギングはともかく、
長距離を走り込むような持久力向上の練習は、
野球の場合それほど重要ではありません。
故村上豊氏の言葉にあるように、
「野球とは1km先のボールを追いかけるのではなく、
5M、10M先のボールをすばやくキャッチする」
ものです。
スタミナ向上のために走り込みをさせるなら、
3kmのジョギングではなく、
30M全力走を10本行うか全力走ベーランを3回行った方が、
はるかに実践向きと言うことです。
とは言え子どもが短距離走を楽しんでやるのは、
メンタル的にムズカシイものです。
うちのチームで取り入れているのは、
「ランダンプレイ形式の鬼ごっこ」です。
このやり方は3人一組になって、
塁上に均等に立ち真ん中の子をタッチに行く、
という遊びです。
つまりランダンプレイの練習ですが、
この場合グラブは使わずテニスボールを使用します。
ボール転送2回までとして真ん中の鬼にタッチできれば、
両サイド組の勝ちで、
鬼が逃げ切ってベースに戻るか進塁すれば勝ちです。
これをトーナメント形式で行って最終勝者を決める…
これは意外に盛り上がるゲーム感覚の練習です。
もう一つは「ゴーバックゲーム」です。
2人の野球少年が2M感覚で塁上の真ん中に立って、
実践のように走者となってリードを取ります。
コーチが「リーリーリー」とリードを促したのち、
「ゴー!」または「バック!」と声をかけます。
子どもは声をかけられた方向にすばやく走り出しますが、
これもまた背中をタッチしたほうが勝ちです。
タッチから逃げ切りどちらかの塁に達すればそちらが勝者。
こんな感じで遊び感覚で繰り返しやるうちに、
いつのまにか野球少年の瞬発力が向上してくれます。
プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習
少年野球~冬場の寒い日のバッティング練習メニュー
では最後にバッティングの練習メニューですが、
これは低学年または高学年で変える必要があります。
しかし共通して言えることは、
「(バットの)ヘッドスピードを上げる」ことです。
バッティング練習メニューをゲーム感覚で行うには、
ちょっとムリがありますね。
ですからここは、
「翌シーズンでヒットをたくさん打てるようになるために」
とモチベーションアップをさせた上で、
素振りとトスバッティングを繰り返し行うことが、
大きなポイントになってきます。
素振りは重めのバットで、
・内角(高目と真ん中・低目)
・真ん中(高目とド真ん中・低目)
・外角(高目と真ん中・低目)
を意識させた上で、
ひと振りずつしっかり振らせる素振りを9~18本。
さらにすばやく振り込む素振りを連続10本。
これが終わったら普通の重さのバットでトスバッティングです。
その場合のテーマは、
・トサーの腕の引きに合わせてのシンクロモーションを、
必ず行わせる(覚えさせる)こと。
・ボールの芯を打ち抜くイメージで打球方向は、
ピッチャー頭上のセンター前を良しとしましょう。
いずれにしても冬の寒い日の練習は、
怪我だけには十分注意したいものです。
練習前のアップはストレッチ中心に十分行うこと。
もちろんクールダウンも入念に行うことで、
ケア管理にも気を配ることを強くお勧めします。
具体的なバッティングテクニックを、
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