先週末5市町合同の近隣大会において、
子どもたちの活躍と頑張りで連覇優勝いたしました。

今年の優勝旗はこれで7旗となり、例年以上の好成績に、
子どもたちとの祝勝会も増え、食べ放題の店に行く回数も、
過去最高です(笑)

さて、
先日ちょっと面白い(と言っては失礼ですが)
質問をいただきました。

「野球初心者ですがうちの5年生の息子は、
試合では3割そこそこ打てるのですが、

練習のためにとバッティングセンターに連れて行くと、
グラウンドでの練習より打てないと言ったおかしな現象が、
出ます。

これはいったいどうしてでしょうか?
また試合の前の日にバッティングセンターで打ち込むと、
次の日肝心の試合ではあまり打てないというジンクス?があります。

もし良かったらその原因など考えられることを、
教えていただければ幸いです。」

バッティングセンターでの練習の弊害

バッティングセンターは過去にスクリーンにプロ野球投手の。
ピッチングシーンが映し出され、

投球と同時に実際にボールがマシンによって投げられる、
というものが流行った時期がありました。

   バッティング練習はバッティングセンターはどうなの?

ただ今では(うちの地域だけかもしれませんが)
この手のバッティングセンターは少なくなってたようです。

私も数回、映像から投げられるボールを打ってみたことがあるのですが、
これには大きな欠点がありました。

ひと言で言えば、映像のピッチャーのリリースと実際にマシンから
投げられるタイミングが微妙に狂っているからです。

つまりプロ野球投手でもやり得ない不思議なタイミング外し、
となってしまうからです。

バッティング練習とはただ打てばいいものではない

何度も言うようにバッターのタイミングの取り方は、
ピッチャーのモーションに合わせて行うものです。

いわゆるシンクロ打法もピッチャーのモーションの一部に、
同調(シンクロ)させることで、タイミングがドンピシャ合うものです。

それが摩訶不思議なタイミング外しをやられるわけですから、
打てるものも打てなくなるという話です。

全盛期の桑田投手が、卓越した運動能力を活かして、
一連のピッチングモーションを一瞬止めたりすることで、

バッターのタイミングを外す、いわゆるシンクロ崩しを行ったのは、
有名な話ですが、

その桑田投手だってリリースを迎えたのちに、
ボールの出を遅くすると言った物理的に不可能なピッチングは、
出来ないですからね(笑)

 

いずれにしても映像が出るバッティングセンターでの打ち込みは、
少なくても子どもたちに良いバッティング練習にはなりません。

※映像とドンピシャリリースがあったバッティングセンターが、
あるなら話は別です。

バッティングセンターで練習するには

昔ながらのアーム式でボールが放たれるマシンは、
また別の問題があります。

前述と同じように「どこでタイミングを取るか」
がネックになるからです。

とは言え映像タイプと違って、
投げられるタイミングが常に一定ですから、

私が過去にやってのはアームが動き出して、
ほぼ水平のとこまで持ちあがったら、

左足でクンッひと踏みして、軸足側に体重移動を
する方法です。

これは球速が何キロであっても本物のピッチャーと、
対峙する時と同様、

アームが同じ位置に来たらステップ足側でタイミングを、
取るようにしてください。

球速の違いへの対応はタイミングを取ったのち(シンクロ後)
軸足に乗せる「乗せ(またはタメ)」で調整すべきものです。

 

     バッティング練習はバッティングセンターでもOK

質問にあった「バッティングセンターで練習すると打てない」
あるいは「翌日本番で打てなくなる」
と言った原因は、一概には言い切れませんがやはり、

「本物の投手が投げないためタイミングが取りづらい」
ことに、起因すると思われます。

子どもに必ずアドバイスしましょう

子どもの場合、こういった練習への対応力が
まだできないことが多いですから、

バッティングセンターで練習する場合は、
「アームが〇〇に来たら左足(ステップ側の足)で、
シンクロしなさい(タイミングを取りなさい)」

と言葉でわかりやすく指導することです。

あるいは少年野球塾の指導のように、
ふだんのフリーバッティング等でタイミングが、

ちゃんと取れている野球少年でしたら、
バッティングセンターで打ち込む場合には、

初めから「乗せの状態を、
作らせておくことです。

つまり軸足側に、最初から重心を乗せた状態、
(タメを作った依状態)を作って構えることです。

※軸足:ステップ足=8:2くらいの割合で、
重心を軸足側に乗せておくことです。

これはタイミングを取るというより、最初からタメておいて、
パワーヒッティングする外国人バッターに見られる打ち方ですね。

そうした上で映像の場合でもアーム式の場合でも、
「ボールの出どころだけ」を注視して、
来たボールを重心移動させながら打ち込むという練習です。

もしバッティングセンターで打ち込み練習をするようでしたら、
以上の点をご参考にしてみてください。

 

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