こんにちは、伊能です。
ちょっと前の記事でキャッチボールの重要性を、
再度書かせていただきました。
「強いチームのキャッチボールは…」
では具体的に、どんなキャッチボール練習が 良いのか?
うちのチームの練習内容で恐縮ですが、参考までに
ご説明させていただきますが、
よく他チームのコーチたちが見学に来ると、
「ちょっと変わっていますが、工夫された良い練習方法ですね」
と言っていただけます。
ただ、注意していただきたいのは、
「キャッチボール練習内容」と「正しい投げ方指導」
これは当然ですが別物である、と言う点は ご理解ください。
以下5・6年生の キャッチボール練習です。
1、挨拶に始まって約10Mの距離で、
※フォームを確認しながら軽いキャッチボール、
※足の入れ方、着地足、腕の使い方など
2、徐々に距離を伸ばし最終的には、 約23M(塁間)でのキャッチボール、
ノーバンが基本ですが、届かない子は 山なり送球を戒め、
速いワンバン送球で、
3、同じ距離でキャッチ後2ステップで、素早く返球を繰り返す。
ここまで約15~20分
4、3人一組になり直線に並ぶ、 A・B・Cなら、A~C間が
約45M(塁間2つ分)
①Bがボールを持ちAに向かって、ゴロまたは小フライを投げる、
Aは外野手のつもりで、ボールキャッチ後4ステップで、
Cに向かってツーバン程度で送球、
(遠投練習:極端に高い山なり送球はNG)
②この時Bはこの送球が打球と考え、頭上を通過した
ボールの真下に入り、A・B・Cが直線ラインになる位置に、
素早く入る、
③Cもまた外野手となって、Aからの送球をキャッチ後、
2ステップで中継役のBに素早く返球、
④Bは45度斜めに構え両手を上げ、中継ボールを待つ、
⑤Bはボールキャッチ後素早くAに返球、
⑥Aはボールキャッチ後ベースタッチプレーをして、
1回の練習終了
これをA~Cローテーションしながら練習で約15~20分、
5、再び2人一組に戻り、約15Mの距離で、2ステップの
クイックスローのキャッチボール、
6、同じ距離でお互いの送球を足元に、ワンバンで投げ合い
返球し合う、
7、上がりでダウンキャッチボールで(1のキャッチボール)終了、
これで約45~50分程度です。
文章説明でわかりにくいと思いますが、図に書いてイメージ
していただければおわかりいただけるかと・・・
もちろんこれは 通常練習ですので、試合前の キャッチボール練習では、
1、2、3、5、7となります
そして休憩後はボール回しですが、これもたっぷりやります。
ボール回し練習も、正しく指導すればかなり守備力アップに、
つながりますので、また機会があれば ご紹介したいと思います。
なお低学年ですとまったく別メニューとなり、両足を軽く開いて、
上半身を90度しっかり捩じっての、 ノーステップキャッチボールや、
両ひざをついたり、 片膝立てたり、と、その子どもの 矯正点を考えて、
各コーチが指導します。
以上ご参考になれば幸いです。
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少年野球の指導法や、バッティングなどの教え方と、
練習法がわかるブログ…「伊能優介の、少年野球夢日誌」
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