ちょっと前の話ですが、
うちのチームで行っているお正月明け一番のマラソン大会の時に、
感じたことです。
うちのマラソン大会では低学年で約1km、 高学年が約2km、
走ります。
これは毎年の新年練習始めの恒例行事なんですが、
どうもここ数年、子どもたちの持久力が低下している気が
して なりません。
体力テストの5分完走でも、1km走れる子が年々少なくなって
きています。
野球は瞬発系スポーツですが、やはりいろんな意味でも 、
小学生とは言え、ある程度のスタミナが必要になります。
特にピッチャーですと、 長いイニングを投げるために、
あるいは、夏場を乗り切るためにも、スタミナは必要不可欠です。
うちではそれを危惧して、冬季練習期間に持久力アップ
トレーニングを取り入れていると、 以前も書いていますが、
筋トレ中心の、 サーキットトレーニングは小学生には、
向いていませんし、長距離を走れ走れでは遅筋が強くなりますが、
野球に必要な速筋が 鍛えられません。
お勧めしたいのは、やはりインターバル走 なんですね。
これは短距離を 全力で走って、休憩してまた走る、
これを繰り返すことです。
お勧めはベースランニングです。
1~2年の 低学年でしたら、 ホームから一塁駆け抜け、
3・4年生はセカンドまで、5・6年生はサードまで、
それぞれ塁間途中まで走ったのを確認したら、 次の子を
スタートさせるのが コツです。
そうすることで、背後に走ってくると感じて手抜きせず
全力で走ります。
それぞれの塁から戻る時に、 ゆっくりジョギングで戻り、
少しブラブラ歩いてインターバルを取り、30秒後に再スタートです。
これを5本連続で行います。
ベーランにすることで、 正しい走塁ルートやベースを踏む位置など、
併せて指導できますから、一石二鳥では ないでしょうか?
なおベースを踏む足は「原則左足」です…念のため。
インターバル走が終了したら、十分休憩と水分を 補給させ、
練習再開となります。
夏場の暑いシーズンを 無事乗り切るためにも、スタミナを作る練習は、
やはり不可欠だと思います。