梅雨明けも間近でいよいよ本格的な夏です。

繰り返し書いているように、くれぐれも熱中症対策だけは、

絶対に励行しましょうね!!

 

間違っても“逆もまた真なり”とばかりに、グラジャンを着せて、

暑さに負けるな!!と言った愚言愚行はやめましょう!!

 

ところで、真夏の守備練でノック練習を行いますが、

うちでもこの時期のノック時間は短縮して行います。

当たり前の話ですが、ノッカーがヘトヘトになるほど、

ノックをしたとしてもノッカーは基本一人、

交代してもせいぜい二人、

対して守備についた子どもたちは、うちのAチームでも、

19名います。

 

ノッカーが1時間大汗かいてノックを200回行っても、

子どもが一人当たり受けるノックの数は、

200÷19=10.5球

つまり、

「たった10球のノックを受けるために1時間、

真夏のグラウンドに立ち尽くしているのです」

 

試合であっても1回の守備時間は、せいぜい15分~程度です。

真夏の炎天下に休憩を入れたとしても、1時間にわずか、

10球のノックはどう考えても、非効率的です。

 

もちろん、多少の暑さ慣れや集中力の持続も、考えないと

いけませんが、うちではまず内外野に分けて、

20分の集中守備ノックを行い、その後一度給水タイムを

取って、今度は内外野全員守備位置につき、合同ノックに入ります。

 

この時は、ランナーを交代で置いてノーアウト、または、

ワンアウトランナー1塁に始まって、

各シュミレーションプレーを45分間行います。

 

ノッカーは確認したいプレーや、試合で失敗したケースを、

いろいろ想定してランダムにノックします。

サードから順番に行う通常ノックでは、構えている子どもたちも、

自分の番とわかって動きますから、それは想定内でしかなく、

予想外の動きの練習にはなりません。

 

ランダムノックでは、試合同様いつ自分の場所に、

ボールが飛んで来るかわかりませんから、集中力も違います。

 

もちろん、すでにこういった守備練を取り入れているチームも、

多いようですが、念のため紹介させていただきました。

 

ちなみに昨日の守備練で、約1時間この練習で、

子ども一人あたり、平均15球のノック、

つまり、15回の守備機会がありました。

真夏の守備練は、効率的に行うようにしましょう。

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