プロ野球はオープン戦も始まり、本格的な球春も間近ですが、
それにしても寒い毎日です。
この時期は子どもたちもケガをしやすくなりますので、
くれぐれもストレッチを念入りに行わせて、アップをしっかり
行いましょう!!
ところで今年の我がチームは、バッティング力は毎年恒例の、
ピッチャーとシンクロするバッティング法を、
冬季練習として取り入れてきましたので、チーム打率は
今年も3割超えが期待できそうですが、守備力が今一つ、
と言った感じです。
ご存知のようにアマチュア野球は(アマチュアに限りませんが)
守備力を重視するものです。
守備力とは当然、守備範囲内で確実にアウトにできる。
「ポジション能力」
欲を言えば守備範囲外での、好守備がいかにできるか、
ですが…
打率は3割を超えれば、言うことはありませんが、
よく言われる言葉に、
「バッティングは水もの」
とあります。
この格言的な意味合いは、少年野球もプロ野球も、変わるもの
ではありません。
守備率(アウトにする率)は、少年野球あたりでも8割超えが、
理想になってきます。
つまり10回守備機会があれば、8回はノーエラーでアウトに
できる、と言うことですね。
その守備能力に、ピッチャーレベルがそこそこにあるか…
これは個々の能力と層の厚さを求めることになります。
5回80球程度を投げ切れる、制球力のあるピッチャーが
3人、できれば4人、
守備率80%超えの野手陣に、足の速い選手が5人以上…
理想ばかりで恐縮ですが、2~3点以内に抑えることができる、
ピッチャーと守備力があって、5点取れるバッティング力と、
機動力を育てていれば、そこそこに強いチームになるはずです。
さらにさらに、私は毎年キャッチャーを重視して、4年生
くらいから、キャッチャーのインサイドワークを教えて
行きますが、ナイスキャッチャーがいる年は、チームレベルも、
かなり高いと言えます。
もちろんメンタル的な強さも持ち合わせていないと、
大きな大会のその上の先には、行けないと言うことも、
確かなことです。
指導者に指示されることなく、内野陣が自主的にマウンドに、
集まる仲間意識、選手同士での声の掛け合い励まし合い、
打席に入れば、絶対出塁すると言う強い気持ち、
出塁すれば、一つでも先の塁を狙う積極性、
守備につけば、オレがアウトにすると言う、ボールを呼ぶ姿勢、
これができるかどうかが、私は指導者の力量だと常々思って
います。
強いチーム作りを求める以上に、ナイスチームと言われるような、
元気と笑顔のあるチームこそが、真の理想であることは、
間違いありません。