キャッチボールの大切さと効果を忘れないこと!捕り方と投げ方の基本

過日某少年野球チームに乞われてコーチに行ってきました。

監督さんは30代で若い熱血派ですがいかんせん仕事が忙しい方で、
練習の半分程度しか顔を出せないというお悩みがありました。

では監督を補佐するほかのコーチはと言うと、
メンバーのお父さんたちが週替わりで練習を見ている、
といった指導体制でした。

指導するにあたりいろいろ問題山積のチームですが、
取りあえず土日の二日間練習風景を見学させてもらいました。

このチームは毎週土日の午前練習だけで、
9:00~12:00までとなっていました。

いろいろ書きたいことはあるのですが、
今日はこのひと言です!

「キャッチボールをないがしろにしない」

練習を見ていて驚いたのですが、
10分ほどアップしただけですぐにキャッチボールに入り、
これがまた15分程度で終わらせるのです。

アップの時間の短さも問題があるのでこの点も指摘しましたが、
キャッチボールがわずか15分と言うのは大問題です。

お父さんコーチ曰く、
「練習時間の配分が決まっているので・・・」

ではその後の練習は?とみると、
ポジション別ノック、全体ノック、そして休憩後に、
フリーバッティング練習で約3時間の練習が終わります。

果たしてこの練習配分で子どもたちの野球技術は、
向上してくれるでしょうか?

キャッチボールの大切さとは

キャッチボールの大切さとは?

言うまでもなく野球の基本の基本は「キャッチボール」です。
たかがキャッチボール、されどキャッチボールなのです。

キャッチボールによってキャッチングが上手くなり、
相手のグラブに投げるという投球術の基本も上達します。

もちろんキャッチボールを正しくできるように、
指導することは当然の話です。

「構え方・投げ方・捕り方」
これをしっかり教えることが第一条件です。

余談ですがこのチームの一部の子供が振りかぶって、
ボールを投じていたのでこれは即座に注意しました。

ピッチャーでもない限り野手が振りかぶって送球することは、
100%あり得ません。

野手のキャッチボールは「ノーワインドアップ」が原則です。

キャッチボールの距離も15m程度から始めて、
徐々に広げていきます。

少年野球の場合最終的には塁間である24mを、
ノーバンで投球できるようにしたいものです。

さらに6年生でしたら30m以上のノーバン送球を、
目標にしたいですね。

またキャッチボールの延長練習として、
40m程度の遠投も取り入れることをおすすめします。

その場合は右足から踏み込んで4ステップで投げるのが、
絶対的な基本フォームです(右投げの場合)

キャッチボールの効果とは?

キャッチボールの効果はひと言でいえば、
「制球力が身に付きキャッチングが上手くなる」

これに尽きますがさらには、
「相手が捕りやすいボールを投げるという意識の芽生え

また、

「仮に悪送球となってもそれを後ろに逸らさない
(逸らしてはいけない)意識とテクニックが向上する
と言うことです。

当然ワンバンやツーバンキャッチをすることもあるでしょう。
これがまたキャッチングのテクニック向上につながります。

ノック練習はマンツーマンでもない限り、
順番を待つというムダな時間が発生してしまいます。

キャッチボールはそのムダがありません。

もちろんノック練習も必要ですが、
少年野球の場合はもっともっとキャッチボールに、
時間を割くべきです。

キャッチボールの捕り方と投げ方の基本

チャッチングの基本は左胸前でキャッチすることです。
(右投げの場合)

キャッチボールのグラブの構えは

正面で捕れとよく言われますが、
ボール軌道をよく見るためにはやや斜め位置の方がベターですし、
キャッチングもしやすいものです。

ですから構えもグラブは正面に構えず左胸の前に構えるべきです。
投げる方は当然のそのグラブを目標にすべきです。

さらにプラスアルファのキャッチボール練習として、
25m以上に距離を広げたらワンバウンドで相手に投げ、
キャッチングする練習が有効です。

この場合は山なりの投球はNGでライナー性の、
ワンバウンド送球を基本にしてください。

遠投では多少ボールを高く投げる必要があるので、
フライキャッチの練習にもなります。

キャッチボールでフライ捕球

また投げる方は当然肩の強化にもつながり、
遠投力がついてきます。

遠投練習のキーポイントはキャッチする側は必ず、
ノーバンキャッチすることですね。

小学生の場合遠投は、
相手にキッチリ投げられるものではありません。

短いこともあれば左右どちらかに、
コントロールミスすることがよくあります。

もちろん指導として正確に相手に届くように、
投げることを教える必要はありますが、

キャッチする側も投げられた瞬間、
前後左右にすばやく移動してノーバンでキャッチすることで、

ボールの下に入る動きも上達してキャッチングが、
飛躍的上手くなるものです。

ただし小学生のうちは肩肘の障害を考慮して、
遠投練習は1日10球以内にしておきましょう。

ご参考までにそのチームの練習配分を、
私は以下のように提言しました。

・アップ時間・・・練習前に自主的にストレッチや、
軽いランニングを行わせる。
※いつもより早く来るようになり自主性が芽生える。

・全体アップ時間・・・15分
・キャッチボール・・・1時間

・ノック練習とトスバってィング組に分けて、
それぞれ40時間

・フリーバッティングは2か所に分けて、
@5球程度で打席で集中させる・・・40分
・休憩とクールダウン後片付けなど・・・25分

当然これは基本練習として、
走塁練習や試合形式の練習法も取り入れる必要はあります。

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