コネて打てばボテボテの内野ゴロ!その原因と直し方の練習法

プロ野球はこれからCSに入り、
そのあとはいよいよ日本シリーズが待っていますね。

我が少年野球も秋季大会が終わりこれから近隣大会と、
新人戦が待っています。

巷ではラグビーワールドカップが盛り上がりを見せていて、
私もにわかラグビーファンとなって熱い声援を送っています(笑)

コネるバッティングとは?

さて今日は最近いただいた質問メールに、
お答えしたいと思います。

バッティングに関するご質問ですが、
以下お読みいただきご参考になれば幸いです。

野球初心者の父親です。
うちの息子はボテボテの当たりが多く、10打席中半分以上がボテボテのサードゴロかショートゴロです。

監督には「バットをコネるな!」と注意されますが、ぼくも息子もその意味がよくわかりません。

どうすればバットをコネてしまうのか、どうやればコネないで打てるようになるのか、肝心なことは教えてくれません。

こちらの少年野球サイトをいつも参考にしていますので、ぜひご教示ください。

コネるバッティングとはスイング時に、
ヘッドの返しが速いために起きやすいですね。

ヘッドの返しが速いとはつまり、
スイング時において両手首の返りが速いと言うことです。

手首の先のバットを握ったトップハンド(右バッターの右手)が、
ボールインパクト直前から返りはじめてしまい、

インパクトではボールの芯より上を叩いてしまうために、
ボテボテのゴロになりやすいんですね。

トップハンドもボトムハンド(右バッターの左手)も、
本来であればボールインパクト後に“自然に返る”ものです。

インパクト時はこの両手はそれぞれ真上を向いて、
それ以降はスイングの流れの中で手首が自然に返り、
同時に両手も返ると言うのが基本です。

PICT150412,少年野球,指導法,コーチ法,練習方法,バッティング法

なぜインパクト前に両手首が速く返ってしまうのか・・・

コネるバッティングは「被(かぶ)せ打ち」とも言われる、
バッティング悪癖の一つで過去の記事でもお伝えしていますが、

ではなぜインパクト前にこの両手(手首)が、
返ってしまうのでしょう?

その原因はいろいろ考えられますが、
言えることは、

「被せ打ち」
のほとんどは「手打ち」に、
なっているケースが多いようです。

つまり下半身のモーションが止まり、
上半身そのものもあまり使われずに、

手(腕)だけで打ちに行くと「被せ打ち」になりやすい、
ということです。

ここはしっかり素振りなどで、
「バッティングスイングのスタートは下半身始動から」
を教えてあげてください。

1、揺らいだ構え⇒全身が固まらないように軽くリズミカルに、
動いた(揺らいだ)状態。

2、左足を軽く踏み込んでタイミングを取る⇒
間髪入れず重心を右足側に乗せて間(タメ)を取る。
⇒同時に両腕はトップを作る。

3、下半身を始動させステップ足(左足)をステップさせながら、トップ位置からバットのスイング開始。

トップとはバットグリップを構えた位置から、
やや後方に引いてスイングを開始する位置です。

少年野球バッティングのトップ位置

「手打ち」の場合お伝えした下半身始動がほとんど行われず、
構えからいきなりスイングしてしまうバッティング動作です。

バットの重さにも原因あり!

コネて打つバッティングの原因として意外に多いのが、
「軽すぎるバットによるもの」です。

早い話、体力(筋力)より軽いバットはブンブンと、
振り回せますよね。

つまり軽い分だけ両手は自由に使えますので、
ボールを当てに行こうとする気持ちが先走り、

インパクト前に手首も返りやすい、
という現象も起きてしまいます。

野球少年の体重や身長そして体力(筋力)に適した、
バットでスイングさせるようにしてください。

ちなみに重いバットの弊害も多分にあります。
ヒットもバット次第?~重いバットの弊害~

コネるバッティングを解決するための練習法

手首の返しが速くボテボテのゴロが多い・・・
その場合の解決練習法をご紹介します。

もちろん先ほどお伝えしたように、
下半身が使われていないバッティングフォームでしたら、
素振りやトスバで繰り返しの練習が有効です。

ご紹介する練習法はうちのチームでも良く取り入れますが、
一番効果のある練習法だと感じています。

やり方は至ってカンタンです。

コネ打ち癖のある野球少年にいつものように、
バットを握らせてください。

そしてこの時、
トップハンドとボトムハンドの間を半グリップから、
ツーグリップ開けて握らせて打たせるのです。

つまりバットを握った両手の間をコブシ半分から、
二つ分のすき間を作ると言うことですね。

コネ打ちを直す練習

このすき間の間隔は野球少年の体の大きさも、
一つの基準になりますが、

たとえばコネ癖がそれほど酷くないなら半グリップ、
コネ癖が酷い場合はツーグリップというように、
決めるのがベストかと思います。

試しにあなたもこの状態で打っていただければ、
実感できると思いますが、

両手を開けることによってボールを打ちに行くと、
手首が返しにくくなります。

最初は空振りするケースが目立ちますが(特に低学年)
徐々にボールを捉えはじめるようになります。

そしてインパクトの時に手首が返らない打ち方を、
感覚的に体が覚えて行ってくれます。

これを何度も繰り返したのちに通常のグリップで打たせると、
コネ打ちが消えていることに気づくはずですよ。

以上良かったらお試しください。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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