球春です!!
いよいよプロ野球も開幕しました。
選抜高校野球もベスト8が出そろい、
甲子園球場の熱戦も佳境に入ったようです。
さて、
「負けに不思議の負けなし」
この言葉は元プロ野球監督の野村克也氏の書籍タイトルで有名ですが、
この言葉は野村氏の創作ではなく、
松浦静山という方の剣術書「剣談」からの引用だそうです。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
「負けるには負けるだけの原因がある」
と言う意味です。
じつはうちのチームの話ですが、
先日練習試合でよもやのミスが連続して7-8と惜敗しました。
ミス(エラー)は連鎖する・・
これを再認識させられた試合であり、タラレバ的な話ですが、
いつも通りの試合運びでしたら3失点以内に終わっていたゲームでした。
ところで、
あなたのチームでは試合後の反省会をやっていますか?
うちでは練習試合後では「反省会」とは証せずに、
「話合い」として子どもたちを集め、
試合の感想を一人ずつ発表させています。
そして勝ち試合であっても負け試合であっても、
私たち指導者が「勝ちのポイント」あるいは「負けたポイント」を、
いくつか子どもたちに話したのちに、
あとは子どもたちだけ、にして話し合いを行ってもらいます。
20分程度ですが、キャプテンと副キャプテンがみんなの意見をまとめ、
指導者のところに報告にやって来ます。
なぜ勝てたのか、どうして負けてしまったのか・・
この点は選手である彼らにだって十分理解できているんですね。
ピッチャーが好投したから・・
大きなチャンスで、〇〇くんがヒットを打ったから・・
ピンチでセンターの〇〇くんが、ナイスプレーでアウトにしたから・・
そしてこの場合は私たちも、正しく理解していると感じたら子どもたちに、
「よし、それじゃ今日のような試合を続けような」
で終わりですが、負けの話し合いは・・、
フォアーボール出したから・・
チャンスで凡打したから・・
大事な場面でエラーをしたから・・
こんな感じの話し合い結果を持って来ますが、
どちらにしても私たちが重きを置いているのは、
「エラーも凡打も仕方ないこと。
でもそれが原因で負けてしまったと思うなら、
そうならないためにはどうしたらいいか?」
この点をよくよく考えさせます。
答えはカンタンですが、子どもたちが原因を理解して、
この次の試合ではそうならないように、と、
胸に刻む強い想いを以て、練習に導くのは大変なことです。
そして少年野球の場合は、決してその想いを悲壮なものにせず、
どこまで行っても「楽しく元気よく」であることは、
間違いありません。
そして、
「不思議ではない負けの原因は、もちろん指導者にある」
ことも、ユメユメ忘れてはなりません。
春季大会も間近ですが、
指導者もまた「敗軍の将は兵を語らず」の想いを、
持ち続けたいものです。
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