バッティングに必要な上腕三頭筋
小学生の筋トレについては、何度となくテーマにして来ましたが、
簡潔にまとめれば、
「ゴールデンエイジ期(12才まで)の必要以上の筋トレは、
体に負荷かがかかり過ぎ、むしろ体に悪影響を及ぼしかねません。
かと言って、600gのバットを振れないほどの筋力不足では、
野球そのもののレベルアップも図れません。
ですから“その歳に応じた平均的な筋力”は維持すべきですが、
筋力トレーニング以上に鍛えたいのは、
やはりクイックレスポンス(瞬発力)であると思います。
またスタミナ面では6年生でしたら“5分間走で1km”程度は、
走れるだけの持久力は、身に付けたいものです」
ところで良く行う、腕立て伏せによる筋力アップについて、
過去の記事でも何度か書いていますが、
腕立て伏せによって鍛えられる筋肉は、主に上腕二頭筋、
次いで腕立て伏せの体勢維持による、腹筋・背筋そして、
上腕三頭筋と続きます。
この上腕三頭筋、じつは野球と言うスポーツにおいては、
バッティングでもピッチングでも、非常に重要な筋肉部位に、
なります。
たとえばバッティングにおいて、
プッシュ<押し込む)動作では右腕(右バッター)の、
上腕二頭筋が活躍しますが、
プル(引き込む)動作においては左腕の上腕三頭筋の、
筋力が必要になります。
どちらの筋力が重要と言うのではなく、
「どちらも重要でありどちらも必要な筋力」
と言うことですね。
上腕三頭筋は意外に鍛えるのが難しい
ところが先ほどの腕立て伏せでもわかるように、
上腕三頭筋はなかなか鍛えにくい位置にあるため、
スポーツジムで専用マシンでも使わない限り、
上腕三頭筋を主に鍛えることが難しいと言う話です。
あるいは逆腕立て伏せと言う鍛え方もありますが、
これは小学生には危険があるのでお勧めできません。
以前ご紹介したのは、
バット引きによるトレーニング法や、首の後ろで両手の押し合い・・
プッシュトレーニングですが・・
今日はまた違う簡単な上腕三頭筋トレーニング法を、
紹介したいと思います。
一人でできる上腕三頭筋の鍛え方
写真をご覧ください。
鍛えたい腕の手の平を必ず正面に向け、
その手首を掴んでアイソメ式で全力で6~8秒間引き合います。
それぞれの腕の赤点丸(上腕三頭筋)と、
引く法の腕の青点丸(上腕二頭筋)が鍛えられます。
これを3セット、朝晩2回行うだけで1か月後の野球少年の、
上腕三頭筋は驚くほど強くなっていることを保証しますよ。
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