今年の夏は立秋を過ぎてもまだまだ猛暑が続いていますね。
これだけ暑いとやはり野球少年たちの「練習時間帯」や、
「練習方法」が問題になってきます。
ご参考までにうちのチームが今夏取り入れた、
「練習時間帯」や「練習方法」をお伝えしたいと思います。
猛暑の中、効率の悪い「野球練習」はやるだけムダ?
今年は例年より梅雨明けが早かったので、
炎天下での練習や試合を余儀なくされました。
しかしまさかここまでの猛暑が続くとは夢にも思わず、
夏季大会が終わった7月半ばまでは、
うちのチームもこれまで通り、
土日のAM8:00~12:00の午前練習に加え、
高学年チームだけさらに土曜のPM1:30~17:00
としていました。
ところが懸念した通りこの時間帯での練習は、
熱中症や体調不良を訴える子が続出しました。
また、そうでない子でもあまりの暑さに集中力が欠け、
キャッチボールからすでにダラけがちで、
守備練もエラーは出るわボーンヘッド的なミスは出るわで、
練習にならない状態になっていました。
仕方がないので子どもたちが好きな、
バッティング中心の練習に切り替えるものの、
これまた集中力の欠如からか数球はイイ当たりを見せますが、
その後はボテボテの当たりが多くなってしまいます。
そこで急きょコーチ会議を開いたのちに、
夏の期間の「練習時間帯」や「練習方法」の、
変更を計画しました。
その案を保護者会で承諾いただいて、
以下のように決めたのです。
[su_note note_color=”#c5fda2″]
◆練習時間帯:AM6:30~10:30までグラウンド練習
AM10:40~12:00室内でルール勉強・メンタルトレーニング
◆午後練は原則中止としましたが、
PM3:00の時点で体調に問題ないと保護者が判断した場合、
自主参加によるバッティング練習~PM17:30まで。
◆練習方法:アップ後朝の涼しいうちに、
・キャッチボール・ボール回し45分で休憩15分
・内外野に分けてのノック45分で休憩15分
・試合形式の走塁練習45分で休憩15分
・試合形式のバッティング練習45分で休憩15分
※早朝での練習開始となりますので、
保護者各位にはくれぐれも前夜夜更かしをさせないよう、
何度も念押しをしてお願いしました。
[/su_note]
ダラダラしないように1クールを45分の集中練習として、
その後15分間必ず水分・塩分補給と冷水タオルで体温を下げる。
この練習方法は原則9月半ばまで取り入れる予定です。
猛暑の中の試合にもやはり工夫が必要です
お盆休みの過日車で通りかかった、
とある河川敷のグラウンド数か所で、
少年野球の大きな近隣大会が行われていました。
時刻は午後1時。
外気温は33℃でしたが河川敷の場合、
風がないと40℃は超えることが多いですね。
ちょっと気になったので車を停めて、
バックネット裏で試合を観戦しました。
炎天下の中選手たちは懸命に声を上げ、
白球を追っていました。
しかし汗だく状態で顔がまっ赤な選手も、
数多く見受けられました。
回はちょうど3回裏が終わったところでしたが、
この時以下のようなアナウンスが流れたのです。
「気温が高くなってきましたので、
ここで10分間試合を中断して休憩とします。
この間に十分水分と塩分を補給させて、
選手たちの体調管理に務めてください」
私たちの世代はもちろん、
一昔前では考えられなかったアナウンスです。
熱い闘いを終えた甲子園でもそうでしたが、
真夏の野球は本当に熱中症対策や体調管理が、
不可欠な時代です。
前回の記事でお伝えしたように私もまた、
今夏熱中症で救急搬送されましたが…
何度も言いますが、
本当に本当に熱中症は恐ろしい!!(>_<)
まだまだ暑さが続きますので、
どのチームも練習時間帯や練習方法に、
創意工夫してほしいものです。
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