少年野球の正しいバッティングの練習でフォーム以前に大切なこと

懇意にしている市内のチーム監督から、
一人の野球少年H君のバッティングを見てほしい、
と頼まれて、

急きょバッティングセンターでH君の、
バッティングをチェックさせていただいたのですが、

驚いたのはバッティングフォームが、
とてもきれいなことでした。

非の打ちどころのない、と言ってはオーバーですが、
構えからタイミングの取り方、

タメを作ってからスムースな重心移動、
スイングモーションからインパクト、

そしてフォロースルーと、
文句の付けどころがないくらいの、
バッティングフォームでした。

ところが…

少年野球のバッティング練習の前に

春季大会が雨で順延になりました。

開会式までは小雨模様だったのですが、
第一試合開始直前に本格的に振り出してしまい、

優勝めざして鼻息の荒かった、
うちの野球少年たちも、

文字通り水を差されてしまい、
大変残念がっていました。もちろん私もですが^^

帰り支度を始めた時に先ほどの、
バッティングチェックの依頼があったのです。

「この子がうちの今年のチームで、
期待がかかってる4番バッターなんですよ」
と笑顔でH君を紹介してくれました。

通常は市内チームから、
こういった話が来ることはないのですが、

今年から監督になったSさんは、
よく電車でお会いすることが多く、
いつの間にか飲み友達にもなってました。

H君のバッティングの良さは、
昨年5年生の時から知っていましたので、

私も興味があり二つ返事をして、
バッティングセンター行きとなったのです。

強い打球が生まれない原因

H君のバッティング力は小学生にしては、
非凡なものがあり、

ほとんどのボールを芯で捉えていたのですが、
打球力がないのです。

つまり強い打球となって飛んでいかないのです。

ボールを芯で捉えているのに、
強い打球が生まれない原因はいくつかあります。

・スイング(ヘッド)スピードが遅い、
・バットヘッドが遠回りするドアスイング、
・無駄に力を入れることでのパワーロス、
・タメがなく重心移動が出来ていない・・

しかしH君の場合はこれに該当するものはなく、
ほかに原因がありました。

手前ミソながら私はH君が、
バッティングセンターの打席に入って、
構える前にそれに気づきました。

少年野球でバッティングフォーム以前に大切なこと

H君はバットを持ってブリップに、
両手をかけた際に、

悪癖の一つである「雑巾絞り」を、
やっていたのです。

「雑巾絞り動作」が生む悪影響は、
こちらの記事で詳しく解説しています。

バッティングで脇を締めろ、は正解?いえいえ誤解があります

    バッティングで手首が背屈するとダウンスイングになりやすい

雑巾絞りによってトップハンドは
(右バッターの右手)
必要以上に外旋されてしまい、

インパクトを迎えた時には、
手首が完全に背屈してしまします。

飛んで来るボールのパワーを受け止め、
さらにそれを押し返して強い打球を生むために、

外側に曲がった手首では力負けすることは、
運動物理学的にも当然の理です。

剣道のような縦振り運動でしたら、
手首が背屈した方が振りやすいのですが、
バッティングは横振り運動です。
ボクシングでも空手でも、
相手にパンチを打ち出す手首が背屈してますか?

少年野球のバッティングのフォームは空手の握り 少年野球のバッティングの握りはボクシングのストレート

H君のバッティング力をレベルアップさせるためにと、
S監督に「雑巾絞りの動作」を戒めました。

手首が背屈しない握り方の指導法

手首が背屈してインパクトを迎える、
野球少年へのコーチは比較的簡単です。

バットグリップの握り方だけを、
正しく教えるだけのことです。

「トップハンドは横から添えてそのまま握るだけ。
握ったトップハンドの手首が背屈せず、
(外側に折れていないないこと)まっすぐにするように」
と。

これだけで良いのです。

なおボトムハンド側(右バッターの左手)は、
軽く背屈していても問題ありません。

ただ小学生とは言え、
バットグリップの握り方はそれなりに、

自分の癖が刷り込まれていますから、
握りを替えさせるとやはり当初は違和感を感じます。

H君もその場でS監督が握りを替えさせたところ、

「うわ~~っ打ちづらそう~~!!」

と言いながら、
再び打席に入って打ち始めましたが、

先ほどと違ってなかなかボールの芯を喰いません。
当たり損ねが多かったのですが、

確実に打球が速くなったことは、
S監督もすぐに気づいてくれました。

H君がこのグリップの握りに慣れた頃には、
きっと強くて速い打球が生まれるとこと、
私は信じています。

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