ボテボテのゴロしか打てない…そのためのバッティング修正法

今夏の甲子園大会は、東海大相模高校の優勝で、

熱い戦いの幕を閉じました。

またしても!!

深紅の優勝旗が、東北の地に届かず…

残念です!!

 

ところで、

甲子園出場校ともなると、高校野球に見られがちな

打球を転がすゴロを目的とした、

叩きつけるようなバッティングは、それほど見られず…

つまりはダウンスイングが消え、レベルからアッパーへ

と向かうきれいなスウイングのバッターが多く、

日本の野球は、また大きな未来あり!!

と予感させてくれましたね。

 

ところで先日、

高目のボールをヒッティングするには…

と言う記事を書いた折、以下のようなイラストを、

掲載しましたが…

少年野球の教え方,バッティング指導,練習法

このイラストを見て、

「まさにうちの息子は、このバッティングスタイルです。

伊能さんの野球セミナーを読んで、レベルからアッパーの

スイングを教えたのですが、

どうしてもこのダウンスイングが直りません。

何か良い練習法はないですか?」

と言った質問メールが数通届きました。

 

「ダウンスイング」

でボールを捕えると、やはり確率的には圧倒的に

ゴロの打球…

それでも内野を抜ければまだいいのですが、

やはりボテボテのゴロとなる可能性が高いのです。

 

バッティングスイングの軌道矯正は、

まず素振りありきで、次いでトスバッティングで、

実際にボールを打つこと、そしてフリバで実践の、

バッティングを行う…

 

これが基本的な考えですが、過去こんな練習法で、

スイング軌道を矯正した野球少年もがいました。
フリーバッティングの折ピッチャーは、

ナナメ方向に立って…右バッターでしたらファースト側、

距離は約3mほどの位置から、やや長めのボールで、

アンダートスします。

 

トスボールは山なりはNGで、極力まっすぐの、

ストレートボールになるように…

そして打球の目標は一つ、

「センターフライを打つこと」

です。

もちろん左中間方向でも、レフトフライでもOKです

 

とにかく、

「ボールを打ち上げる」

ことを目標にしますから、子どもも途中で、

ダウンスイングではボールは上がらない、

と気づいたらしめたものです。

 

それに気がついたら、半分は目標完遂です。
さらに、ツッコんで打ってはボールはなかなか上がらない、

と言うことも…

 

素振りでダウンスイングを矯正できても、

実際にボールを打つとなると、ダウンスイングが顔を出す、

そう言う野球少年も、意外に多いものです。

 

この繰り返しのロングティバッティング練習で、

「ボールを上げる」

…はい、そうです。

「ひたすらボールを打ち上げる」

これがスイング矯正につながります。

 

ただし!!

注意して欲しいのは、構えたバットのヘッドが、

いきなり下がって、極端なアッパースイングにならないこと。

 

また、

「ダウンスイングでも、絶対ボールが上がらない、

と言うわけではない」

これも確かですから、打球の結果だけでなくスイング

そのものを、しっかり見てあげること…

これが重要です!!

 

またダウンスイングが直らない、と言う子どもは、

バットのグリップ握りがバッティング悪癖のひとつ、

「ぞうきん絞り的な握り」

をする子が多いのも確かです。

 

つまりバットグリップを絞り込む感じで握る癖ですが、

そうなると、前記事でご説明したように、

トップハンドが背屈してしまいパワーの伝わらない打球に、

なってしまいます。

 

少年野球の教え方,バッティング指導,練習法

 

下の写真はグリップを絞らず、自然に握った状態です。

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以下少年野球塾さんの特別レポートのから、

抜粋許可をいただきましたの紹介します。

「バットグリップの握り方として指導される、

“ゾウキンを絞るように握れ”の間違いを指摘します。


「剣道ではない!」のです。

バットを両手で絞り込むように握ると、確かに両脇も

締まり、両腕のパワーがバットに伝わる感触があります。
しかし、これは間違い、カン違い思い違いなのです。

 

あなたがバットを手にされ、両手でゾウキンを絞るように、

バットを持ってみてください。

絞り込んだバットにパワーを伝えようとすれば、

その動作は「縦振り」の動作にだけ、そのパワーは

活かされることに気がつくはずです。

 

「縦振り」…つまり竹刀を振るような動作ですね。

縦にバットを振るのがバッティング動作であるなら、

それは正解でしょうが、残念ながらバットは

横に振るものです。

 

ですから、このゾウキンの絞込み動作は、

野球のバッティングには不向きであるということが、

言えるのです。


「そのグリップ状態でバットを振れば・・・」
少年野球の教え方,バッティング指導,練習法

では、両手でゾウキンを絞ったようにバットを握った状態で、

ピッチャーに相対し、バットを振るとどうなるのでしょう?

 

もちろん、横振りするわけですから一応、

「バッティングの形」には、なりますね。


ただし、そのスイングは間違いなくあの悪癖のひとつである、

「ダウンスイング」なのです。


両手を絞ってバットを持てば、そのスイング状態は限りなく

「ダウンスイング」であり、さらにパワーを伝えるべく、

ボールを打つために思いっきりスイングすれば、

まずヒット性の当たりなど打つことのできない、

「極端なダウンスイング」

に、なってしまいます。


つまり、バットを両手でゾウキンを絞るように握れば、

先ほど申し上げたとおり「縦振り」動作には、

大変なパワーが伝わりますが、バッティングの、

「横振り」でそのパワーを伝えようとすると、

どうしても「ダウンスイング」になってしまうのです。


あえてムリにでも、正しいスイングとして推奨する、

「レベルアッパー」で振ろうとすれば…

もちろん、振るだけであれば可能です。
ただしそれは、非常に窮屈かつ不自然なスイングとなり、

何よりパワーがボールに伝わらない、スイングとなって

しまいます。
イラストをご覧ください。

ゾウキン絞りグリップに向いた極端なダウンスイング

   少年野球の教え方,バッティング指導,練習法

逆に言えば、「ダウンスイング」を推奨するならば、

このグリップゾウキン絞り動作は、向いている、

ということになります。」

※イラストは故村上豊氏「科学する野球」より拝借

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