フライキャッチの練習法(再掲載)

今回はフライ捕球の指導方法、練習方法を、

ご紹介したいと思います。

フライ捕球の練習は、もちろんあなたのチームでも

やっているでしょうが、

今回はちょっと一工夫したフライ捕球の練習方法を、

2回に分けて、ご紹介させていただきます。

 

第1回目は、

まず低学年向けのフライ捕球の練習方法です。

ご経験があるかと思いますが、

低学年(1~3年生)はフライの捕球に慣れるまでは、

ちょっと苦労します。

少し運動神経のいい子なら、落下地点に入るまでの

スタートもよく、何日か練習すれば、普通のフライなら

すぐに捕球できるようになりますが、

これは、なかなかフライ捕球ができない、

そんな野球少年のための練習方法です。

 

まず用意するものですが、

テニス用ラケット、

スポンジ製の柔らかいボール10個程度、

です。

これでもうおわかりかと思いますが、スポンジボールを、

テニスラケットで打ち上げ、これを子どもにキャッチ

させる練習方法です。

 

でもちょっとしたコツがあります。

まずグラブは外させます。素手、ということですね。

そして、打ち上げたスポンジボールを「おでこ」で、

受けさせます。

つまりサッカーのヘディングのような感じです。

 

もちろんスポンジですので、痛くはありません。

子どもたちが真剣にやれるようにゲーム感覚で始めましょう。

たとえば、10球打ち上げて何個ヘディングができるか?

あるいは6個できたら合格とか。

 

注意したいのは、本当のサッカーのように頭の真上で、

受けるのではなく、あくまで「おでこ」であること、です。

これで、すばやくボールの落下地点に入ることを覚えます。

次に、正しい捕球位置の感覚が覚えられます。

 

これができるようになったら、今度は素手のグラブ側

(右利きなら左手)の手でキャッチする練習方法に、

切り替えます。

ただし、これは捕球位置を正しく指導してください。

必ず、

顔の左上横(右利きの場合)でキャッチさせること、

です。

 

※昔の指導で両手キャッチというものがありましたが、

これは今の理論では間違いであることが、人身体運動学

理論で証明されています。

 

理由は、確実性を考えて両手で捕球に行くということが、

当時の理論でしたが、人間の運動神経の構造は、

両手で捕球に行った場合は、キャッチ側の正しい感覚が、

右手にも移り、位置、タイミングなどの感覚神経が、

分散してしまうということです。

 

つまり、正しく捕球するタイミングとグラブに収まる位置が、

微妙に狂ってしまうことに、なり兼ねないのです。

 

とはいえ、利き手をブランとさせてはその後のプレー、

つまり捕球後のすばやい返球に支障が出ます。

ですから、この練習では片手キャッチだけを指導し、

その後、正規のフライ捕球練習に移ったら、

「利き手は返球に備え、グラブ位置の土手付近に、

軽く添える」

ことを指導することです。

スポンジボールのキャッチ練習ですが、その点を注意し、

キャッチさせる指導をしたいものです。

なお、蛇足ですが、よほどの前進キャッチでない限り、

「ポケットキャッチ」

は、厳に戒めましょう。

理由は言わずもなが、ですが、

「ポケットキャッチ」

は落球する確率がグンと高まります。

 

人間の目は、目の前を落下するボールの速度感覚に

ついて行けるほど、優れてはいないのです。

 

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