“ボールを置きに行く”投球とそのリスク

過日の練習試合で 相手ピッチャーが、

突然制球を乱して、 フォアボールを連発しました。

まぁこれは少年野球に限らずよくあることです。

 

その時、相手ベンチコーチから ピッチャーに対して、

「フォアボールはヒットと同じことだ!

ど真ん中でいいから、ストライクを投げろ!!」

と厳しい口調で ピッチャーへの激が 飛んだのです。

 

その結果うちの5番バッターが、

「置きに来た、緩く 抜けたボールを痛打」

して走者一掃の スリーベースヒットと なりました。

 

よく聞く言葉に、

「ボールを置きに行く」

と言うものがあります。

これは野手でも時折見られますが、ピッチャー投球の場面で、

今回のように、

「ボールを置きに行ったため、痛打された」

と言うケースが多いですね。

 

「ボールを置きに行く」

とはカンタンに言えば、

制球(コントロール)を 気にするあまり、

「投球腕を振り切らずに、 ボールをリリースする」

と言うことです。

 

つまりキャッチャーの構えたミットから、ボールコースを

外さずに(ストライクコースに)投げたいが故の、

ピッチングになる、と言うことです。

 

これは多少でも野球経験がある方でしたら、

少年野球クラスのピッチャーが、

「ボールを置きに行く」

そんなピッチングは 見抜けるものです。

 

・ボールリリース後の、投球腕が振り切られない。

(リリース後の投球腕が、 グラブ側上半身に巻き付くような、

モーションが消える)

・首の頸椎反射が全くなく、顔が最後までキャッチャー

方向正面を向いたまま、

・投球時の下半身なら、 スタップ足が急に狭くなる

・ステップ足着地後の、 投球リズムが遅くなる

 

こんな状態になってきます。

 

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では、

「ボールを置きに行くデメリット」

ですが (メリットは何もありません)

 

・ボール回転が急速に落ち、 キレのない いわゆる棒球になる

・よって打ちやすい ボールになる

・当然球速も落ち、 またリリースが早い分高目の浮き球にも、

なりやすい

・投球リズムが狂い、ますます制球を乱す

 

そして何より、こんな投球を続けると投球腕にブレーキを、

かけることになるため、肘への負担増となり 「野球肘」に、

なりやすい、と言うリスクが出てきます。

 

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ここまでしっかり、 投球腕を振り切る指導を することが

先決ですし、もしあなたのチームの ピッチャーに、

こんな悪癖が 出る少年がいるなら、教え方は一つです。

 

「フォアボールなんか気にしないこと!

次のバッターを打ち取ればいいだけだろ?

 

フォアボールを怖がって、ボールを置きに行って、

ヒットを打たれるピッチャーの方が、よほど情けない、

ってことを、覚えておくんだぞ」

 

「ボールを置きに行く」

と言ってもそれは全ての投球ではなく、コントロールを

乱した結果(フォアボールを連発した)一時的な、

メンタルダウン、つまりネガティブに なった時だからです。

 

フォアボールを戒めることももちろん大切ですが、

彼だって好きでフォアボールを出しているのではありません。

それは制球力を磨かせる指導をする側の問題であって、

 

特に少年野球の場合は、結果的にピッチャーが、

フォアボールを出してもベンチで怒鳴るなどは、

愚の骨頂です。

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