少年野球ピッチャーの投げ方の基本はコントロールと球速アップ

少年野球のピッチャーをテーマに、投げ方やコントロールについて、
再度お話したいと思います。

また指導者の方で来年度のエース候補選びに迷っているようでしたら、
ぜひご参考にしていただければと思います。

少年野球ピッチャーの投げ方(投球法)

少年野球のピッチャーの場合投げ方の基本はやはり「オーバースロー」です。

とは言え完全なオーバースローでの投げ方はじつは体力的に負荷が多いため、
ややサイドに落ちた「スリークオーター」が自然な投げ方です。

   少年野球ピッチャーの投げ方いろいろ

画像出典:http://www.junkballspirits.com/junkball/12toukyuhome/

ちなみにサイドスローの投げ方やアンダースローはイラストのような感じになります。

   少年野球のピッチャーの投球フォーム

※手塚一志氏NMP理論より拝借

アンダースローピッチャーはプロ野球球界を見てもわかるように、
大変少ないのが現状です。

理由はやはり腰への負荷が多い上に腹筋・背筋などオーバースロー以上に
強い筋量が必要とされるからです。

私も20年近い少年野球指導経験者ですが、これまでに野球少年の
アンダースローピッチャーは2人しか見たことがありません。

体力や筋量云々以前に、

「未来ある野球少年はどこのポジションにつくかこの先わからないのですから、
あえて奇をてらったアンダースローを指導することはいかがなものか?

であるなら基本であるオーバースローを正しく投げることを、
教えるべきかと思います」

と過去の記事でも意見を書いてきましたが、この考えは今もなお不変です。

少年野球ピッチャーのコントロールについて

こちらのテーマについても過去記事にいくつか参考的な指導法を書いてきました。

「ピッチャーのコントロールを良くする練習法と指導法―3―」

ピッチャーのコントロールを良くする練習法と指導法―2―

ピッチャーのコントロールを良くする練習法と指導法

少年野球のピッチャーの最優先テーマはこの「コントロール(制球力)」です。

少年野球でもよく「あのピッチャーの球は速いぞ!」と球速が話題になりますが、
140kmでも出すならともかく、
私はむしろ相手ピッチャーのコントロールを気にかけます。

早い話、どんなに速いボールを投げようと、
ストライクゾーンに来なければバッターの勝ちだからです、

つまりは少年野球であっても球速は二の次と言う話です。
ストライクがほとんど入らないピッチャーでは試合になりませんし、
ピッチャー自身が心折れてしまうものです。

私も何度もその手の野球少年ピッチャーを目にして来ました。

コントロール・・つまりキャッチャーの構えたストライクゾーンめがけて、
コンマ何秒で振り切る腕で握ったボールをどこでリリースする
(指先を切る)か、です。

これは頭で考えてできるものではありません。

つまりコンマ何秒の間に脳から、
「よし!腕を振り始めたぞ!」「今だ!ここでボールをリリースだ!」
と命令されて行うことなどできないと言うことです。

もちろん頭(脳)がまったく考えていないわけはなく、
あくまでボールのリリースは「感覚」に近い運動動作なんですね。

コントロールアップは正しい投球腕の使い方で決まる

ただ言えることは、いわゆる担ぎ投げで常に握ったボールが、
上を向いた状態からリリースするとすれば、
「リリースゾーン」となってかなり広い範囲で行うことになります。

投げたボールがワンバウンドしたり、キャッチャーの上空に飛んでいく
可能性があります。

反面小指をキャッチャーに向けた投球腕の使い方ができていれば、
ボールが正面を向く瞬間は限りなく、「リリースポイント」ですから、
投球ボールはさほど高低差が出ることはないものです。

つまりコントロール(制球力)とは「正しい投球腕の使い方」が、
絶対条件になって来ると言うことですね。

そしてその「リリースポイント」は投げ込むことで自然に投球腕(体)に、
刷り込まれて行き、ストライク先行のピッチャーになるものです。

少年野球ピッチャーの球速アップのために

理想の少年野球のピッチャーとは(少年野球に限りませんが)
抜群のコントロールと115~120km(中学生なら120~125km程度)の、
速球を武器にしているピッチャーです。

そこに緩急をつけられるボール(チェンジアップなど)持っていれば、
そう打ち込めるものではありません。

球速とは「持って生まれた身体能力+才能」です。

もちろんある程度の投げ込みでそこそこの球速は出せますが、
大谷投手のように160kmものスピードを出すには、
あの手足の長い恵まれた体としなやかな筋肉、そして可動域の広い肩です。

   ピッチャー向きの体の大谷投手

ピッチャー向きか否かのチェックのひとつ

私は毎年ピッチャー候補を選ぶに当たって以下のような動作ができるか、
チェックしています。

これ以外に以下の画像のように背後から両腕を持って、
肘が付くか付かないか、です。
(これは危険ですからムリに付けようとしないでください!)

   ピッチャー向きかチェック法

画像出典:http://army-fitness-gym.com/blog/

   ピッチャー向きかチェック法

画像出典:http://www.nagasaki-sport.jp/category/1489323.html

野球少年の場合はやはり筋力アップ以前に肩回りの可動域を大きく
広げられるようなストレッチなどを常に行うことをお勧めします。

特に肩甲骨中心のストレッチやエクササイズがお勧めです。
以下画像をご参考にしていただければと思います。

   ピッチャーエクササイズ
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少年野球ピッチャーについてのまとめ

少年野球のピッチャーの条件は以上解説した通りですが、
ここでは「メンタル的」なことには触れていません。

やはりピッチャーの条件としては「強気や負けん気」であり、
「ピンチでも動揺しない心の強さ」が欲しいものです。

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